初対面の方にお渡しする“名刺”そのものも、もちろん大切なんですが
それと同じくらいに大切なのが“名刺交換の場”で相手の方に好印象を持っていただく事です。
どれだけ名刺が優れていても、
名刺交換の場で“またこの人に会ってみたい”と思っていただかないと
その後の交流に広がることはありません。
服装や身だしなみについて気をつけるのはもちろんですが、
今回は“名刺交換時の話し方”にフォーカスしてお伝えをさせていただきます。
相手に好印象を与える名刺交換
“とにかく相手のお話を聞く”
これに尽きます。
ビジネスなので
「とにかく自分の商品・サービスのことを知ってほしい」
「1秒でも多く、自分のことをアピールしたい」
という気持ちを持つことは仕方ないと思いますが、この気持ちはグッと抑えましょう。
なぜなら「相手の方も同じことを考えている」からです。
「自分の商品をアピールしたい」と思っているにも関わらず、
相手の方から一方的に売り込まれたら嫌ですよね?
ですので、あなたは名刺交換の場では“聞き役”に徹しましょう。
- 具体的にどのようなサービスなんですか?
- 起業されて3年になるんですね!
- 会社名にはどのような想いを込めているんですか?
- 特にどのような方がターゲットの商品なんですか?
- ご出身は和歌山県なんですね!
など、相手の名刺の情報を元に、自分からドンドン相手の方に質問してあげましょう。
決して自分の売り込みはしないようにします。
実際に「自分に興味を持ってくれているのが分かるので、自然と相手にも好感が持てる」という意見が圧倒的に多いんです。
ビジネスマナーも大切ですが、それ以上に言葉でのコミュニケーションが重要視されている結果だと感じます。
実際に私も独立してから1000人以上近くの人と名刺交換をさせていただきましたが、ほぼ100%、相手のお話ばかり聞いています。自分のことを売り込んだことはありません。
「自分のことを売り込まないと、相手の方に知ってもらえない」
と思ってしまいますが、私にはその心配はありません。
このブランド名刺があるからです。
名刺交換の時間はコミュニケーションを取ることに徹して、その会話の中で私に興味を持ってくださった方はその後、名刺を見てご連絡をしてくださります。
ブランド名刺には私の扱っているサービスや想いが込められていますので、名刺交換の場で自分のことをアピールする必要がないんです。
だから、私は心置きなく(笑)時間を使って相手の方のお話を聞くことができるんですね。
名刺交換の時に意識しないといけないのは
「またあなたに会いたい。話してみたい。」
と相手の方に思っていただくことです。
名刺交換などの短時間で商品やサービスが売れることはほとんどありません。
コミュニケーションを継続的に続けていくことで信頼関係が出来ていって、
その後の商品・サービスの販売に繋がります。
「名刺交換の時に自分の話ばかりしてしまっていた」という方は
ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。